Quantcast
Viewing all 10792 articles
Browse latest View live

県職労第78回定期大会・参院選対応など議決(写真付)

和歌山県の職員による労働組合「県職労(けんしょくろう)」の定期大会が、きょう(24日)和歌山市北出島(きたでじま)のプラザホープで開かれ、この夏の参議院選挙の運動方針などについて決議しました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

きょうの定期大会のもよう(5月24日・和歌山市北出島)

78回目となるきょうの定期大会には組合員の職員およそ200人が出席し、はじめに、野口宗宏(のぐち・むねひろ)執行委員長が「10月の消費税増税を控え、賃金・労働条件の改善と税収の確保といった課題に直面するなか、様々なステージで我々の声を届ける人を送り出さなければならない」と述べた上で、この夏の参議院選挙について「和歌山県選挙区は連合和歌山推薦の藤井幹雄(ふじい・みきお)氏、比例区は自治労(じちろう)推薦で立憲民主党の新人・岸(きし)まきこ氏を全力で支援する」と考えを述べました。

来賓で連合和歌山の池田祐輔(いけだ・ゆうすけ)会長も「衆参同日選挙の可能性もささやかれるなか大変厳しい選挙が予想されるが、民主主義と国民生活を守り、政権交代に繋げるため、藤井氏と岸氏の支援と更なる結集をお願いする」と呼びかけました。

このあと、今年度(2019年度)の運動方針案の審議が行われ、参議院選挙での藤井氏と岸氏の支援や、民主的で抜本的な公務員制度改革の実現などを含む運動方針案が、全会一致で承認されました。

参議院選挙の和歌山県選挙区では、共産党の新人・前久(まえ・ひさし)氏の立候補の取りやめが決まり、無所属の新人・藤井氏が野党統一候補として一本化されることになりました。このため、改選を迎える自民党の現職で経済産業大臣の世耕弘成(せこう・ひろしげ)氏と一騎打ちの可能性が高くなっています。


和歌山市などに発表されていた光化学オキシダント予報解除

県によりますと、きょう(24日)、今シーズン初めて和歌山市から有田市の地域に発表されていた光化学オキシダント予報はきょう(24日)午後7時にすべて解除されました。   >[記事全文]

和県内4か所で真夏日 熱中症に注意!

きょう(24日)の和歌山県内は、広く高気圧に覆われて各地で気温が上昇し、和歌山市など県内4カ所で今年初めて30度以上の真夏日となり、和歌山地方気象台が、水分や塩分の補給など熱中症対策をするよう呼びかけています。

きょう(24日)は、朝から気温が上がり、古座川町西川では、午前中に30度を超えて真夏日となり、7月下旬並みの暑さとなるなどほとんどの観測地点で今年になって最も高い気温を観測しました。

気象台によりますと、田辺市栗栖川(くりすがわ)で31度3分、古座川町西川で31度1分、日高川町川辺で30度9分、和歌山市で30度6分となり、県内では、今年初の真夏日となりました。

また、串本町潮岬で25度8分、高野山でも25度7分となり、それぞれ今年初めての夏日となりました。

気象台では、あす(25日)から(27日)にかけて山間部などで暑さが続くとみている一方、28日以降は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、県内では、雨が降る可能性もあります。

全県市町村長会議・防災や広域観光で意見交換(写真付)

和歌山県に関する行政課題や施策について県と市町村のトップが話し合う、今年度(2019年度)の全県市町村長会議が、きょう(24日)午後、和歌山市茶屋ノ丁(ちゃやのちょう)の県・自治会館で開かれました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

ことしの全県市町村長会議のもよう(5月24日・和歌山県自治会館)

会議には、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事ら県の幹部職員と、県内の30市町村の首長(しゅちょう)らが出席しました。

この中で、由良町(ゆらちょう)の畑中雅央(はたなか・まさお)町長が、南海トラフ巨大地震を想定し、県の手引きに沿って策定に取り組んでいる「事前復興計画」についてのアドバイスを求め、すでに策定した美浜町(みはまちょう)の藪内美和子(やぶうち・みわこ)町長が、地区ごとの具体的な被害想定と復旧の手順を説明しました。

また、那智勝浦町の堀順一郎(ほり・じゅんいちろう)町長は、来年度(2020年度)が期限となっている緊急防災・減災事業債の延長を求めたほか「町内の山間部の多くは世界遺産に指定され、高台移転先などの造成が困難なので、県内のトンネル工事などで発生した残土を活用出来ないか」と提言しました。

また広域観光について、田辺市の真砂充敏(まなご・みつとし)市長は、熊野古道の中辺路(なかへち)で発生した外国人観光客の転落死亡事故に関連して、県と市町村に、大辺路(おおへち)や紀伊路(きいじ)、伊勢路(いせじ)なども含め、安心して歩けるような整備と情報発信、それに、交通アクセスの向上での連携を呼びかけました。

一方、高野町(こうやちょう)の平野嘉也(ひらの・よしや)町長は「ビーコン」と呼ばれる発信装置の設置を進め、外国人観光客のスマートフォンが自動的に観光情報のアプリを起動するシステムづくりや、宿坊や電車の車内で支障となる大きなスーツケースの持ち込み対策を行うよう県に提言しました。

これらの意見に対し、仁坂知事は「県も東日本大震災や紀伊半島大水害を経験して防災体制を充実させているが、より早く被災前よりも良くなる復興のためには事前復興計画の策定を是非勧めたい。観光発信も個人をターゲットに、例えば人気ブロガーなどと連携したSNSなどの発信強化に挑戦したい」と述べました。

初当選の中前市議が辞職 公職選挙法違反で書類送検へ(写真付)

先月(4月)投開票が行われた和歌山市議会議員選挙で初当選した中前和則(なかまえ・かずのり)氏61歳が、公職選挙法違反の疑いで和歌山県警察本部の家宅捜索を受け、辞職願を提出、きょう(24日)の臨時市議会で可決されました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

中前氏はきょうの臨時議会を欠席

中前氏は、先月の市議選に無所属・新人で立候補し当選者38人中32番目の2474票を獲得して初当選しました。

一方県警は、当選の見返りに現金を寄付することを約束するメールを支援者らに送った公職選挙法の利害誘導の疑いで先月23日、中前氏の関係先を家宅捜索し、その後も本人や関係者から任意で事情を聴いていて、週明けにも書類送検する方針です。

和歌山市議会事務局によりますと、きのう(23日)夕方、事務局宛てに郵送で辞職願が提出され、夜に中前氏本人と連絡をとった際には「市民や議会にご迷惑をおかけし申し訳ない」などと話していたということです。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

中前議員の辞職願を可決

辞職願は、きょうの臨時議会に諮られ、可決されました。これについて新しい議長に就任した井上直樹(いのうえ・なおき)議員は「同じ選挙を戦った仲間が、してはいけないことをしていたと聞き、残念。私たちは行政のチェック機能として、市民に信頼される市議会を目指したい」と話していました。

和歌山市選挙管理委員会は今後、議会事務局からの欠員通知を受けて選挙会を開き、次点だった共産党の新人、井本有一(いもと・ゆういち)氏を繰り上げ当選とする見通しです。議会事務局によりますと、中前氏が検挙されれば、現職の和歌山市議が公職選挙法違反で検挙されるのは2003年以来だということです。

大相撲夏場所14日目 地元出身力士勝敗

東京の両国国技館で開かれている大相撲夏場所14日目のきょう(25日)は、地元出身力士のうち2人が土俵に上がりました。

和歌山市出身の序二段・琴前田(ことまえだ)は、大翔城(だいしょうじょう)に押し出しで勝って5勝2敗としました。

和歌山市出身の三段目・久之虎(ひさのとら)は、龍勢旺(りゅうせいおう)におくりだしで勝って4勝3敗とし、勝ち越しを決めました。

この他の地元出身力士は取り組みがなく、海南市出身の幕下・海龍(かいりゅう)は4勝3敗、紀の川市出身の三段目・千代雷山(ちよらいざん)は2勝4敗、御坊市出身の序二段・栃乃島(とちのしま)は3勝4敗となっています。

春季近畿地区高校軟式野球大会県予選 南部と耐久が決勝へ

春の近畿地区高校軟式野球大会の県予選はきょう(25日)、和歌山市の紀三井寺公園野球場で準決勝2試合が行われ、南部と耐久が決勝進出を決めました。

第1試合では、南部が3対1で新宮を、第2試合では、耐久が4対1で向陽を破って決勝進出を決めました。

決勝は、あす(26日)の午後2時から和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われます。

優勝校は、来月(6月)1日から兵庫県姫路市のウインク球場で開催される春の近畿地区高校軟式野球大会に和歌山県代表として出場します。

春の近畿高校野球 智辯対決、和歌山敗れる

春の近畿高校野球大会は、奈良県橿原市(かしはらし)の佐藤薬品スタジアムできょう(25日)開幕し、和歌山県代表として出場している智辯和歌山は、奈良県代表の智辯学園と対戦しましたが、9対7で敗れ準決勝進出はなりませんでした。

智辯和歌山は、3回表、2アウト3塁から3番・西川のタイムリー2ベースヒットで先制します。

その裏、同点に追いつかれますが、4回表、トップバッター黒川の2べースヒットなどで3点を挙げてリードを奪います。

しかし、6回裏に4点、7回裏に3点を奪われて逆転を許し、結局9対7で敗れました。

公式戦での智辯和歌山と智辯学園の兄弟校による「智辯対決」は、2002年夏の甲子園以来で、この時は3回戦で顔を合わせ、智辯和歌山が7対3で智辯学園に勝ちました。


天皇杯サッカー開幕 アルテリーヴォ快勝

天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会がきょう(25日)開幕し、県代表のアルテリーヴォ和歌山が佐賀LIXIL FC(さがリクシルエフシー)を3対0で破りました。

1回戦は、きょう(25日)午後1時から和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で行われ、アルテリーヴォ和歌山は、佐賀県代表の佐賀LIXIL FC(さがリクシルエフシー)と対戦。前半20分に安川(やすかわ)のシュートで先制すると、後半37分に宮下(みやした)のゴールで追加点、さらに43分にも宮下(みやした)がゴールを決めて突き放し、3対0で快勝しました。

アルテリーヴォ和歌山は7月10日、大阪市のヤンマースタジアム長居でJリーグのセレッソ大阪と2回戦で対戦します。

和歌山市で近畿大学生物理工学部の公開講座(写真付)

近畿大学生物理工学部の公開講座がきょう(25日)和歌山市で開かれ、市民らおよそ250人が参加しました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

紀の川市にキャンパスがある近畿大学生物理工学部では、研究内容を広く知ってもらおうと平成11年から県内外で公開講座を開いています。

きょう(25日)は、和歌山市のホテルグランヴィア和歌山におよそ250人の参加者が集まり、はじめに生物理工学部の梶山慎一郎(かじやま・しんいちろう)学部長が「きょうの学びや発見を日常で活かしてくだされば幸いです」と挨拶しました。

講座では、医用工学科の西手芳明(にして・よしあき)講師が、臨床工学技師の仕事や、実際に医療現場で使われている器具を紹介したほか、先端技術総合研究所の加藤博己(かとう・ひろみ)教授が、凍結保存されたマンモスの組織から回収した細胞核を用いた研究のこれまでの結果や展望を話しました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

参加した和歌山市内の高校に通う女子高校生一人は、「文系なので難しいと思っていたけれど、わかりやすい説明でよかった」。また、もう一人の女子高校生は、「医療の道を目指しているので、医療機器の話はとても参考になった」と、それぞれ話していました。

近畿大学生物理工学部では7月28日と9月21日にオープンキャンパスも行われます。

高野・熊野地域通訳案内士 登録証交付式(写真付)

世界遺産の高野山や熊野古道を外国語で案内する、和歌山県公認ガイドの試験に合格した26人に、きょう(25日)登録証が交付されました。Image may be NSFW.
Clik here to view.

和歌山県では、2012年度から「高野・熊野地域通訳案内士」の登録制度を設けていて、登録されると、有償で高野・熊野地域を通訳案内できるようになります。昨年度(2018年度)は、半年間の研修で観光資源の歴史や表現力、ガイドとしての心構えなどを学んだ33人のうち、口述試験に合格した第7期生26人が県公認の通訳ガイドに登録されることになりました。

きょう午前、和歌山市の県民文化会館で、このうち16人に県観光交流課の中瀬雅夫(なかせ・まさお)副課長から登録証が交付されました。残る10人にはあす(26日)田辺市の会場で交付されます。Image may be NSFW.
Clik here to view.

台湾出身で、和歌山市に住みながら関西国際空港のホテルで中国語の翻訳をしている52歳の女性は「熊野古道を訪れた台湾の友人に、『せっかく和歌山に住んでいるのに、どうして熊野古道のことを何も知らないの』と怒られたので受講しました。観光客に和歌山の良さを伝えたい」と話し、和歌山市の加太で英語の翻訳をしている37歳の男性は「最近、加太を訪れる外国人が増えているので、自分の語学力で和歌山を盛り上げたい」と話していました。

また、中瀬副課長は挨拶の中で、「観光客に『来てよかった』と思ってもらえるよう、おもてなし面での受け入れ環境整備も重要な課題。資格を最大限に活用してほしい」と呼びかけました。

今回の7期生を含めると、「高野・熊野地域通訳案内士」は、英語が193人、中国語が9人、スペイン語が3人、フランス語が1人の、あわせて206人となりました。今年度(2019年度)の募集は8月頃に行うということです。

リレーフォーライフ・ジャパン2019わかやま(写真・動画付)

がんの患者を支援しようと家族や遺族、支援者らがたすきをつないで24時間歩く「リレー・フォー・ライフ・ジャパン・2019わかやま」が、きょう(25日)和歌山城・砂の丸広場で始まりました。Image may be NSFW.
Clik here to view.

この催しは、1985年、アメリカの医師が、がん患者の救済やがんの征圧を訴えようと、24時間走って市民から寄付を呼びかけたことがきっかけとなり始まった啓発運動です。日本では2006年に茨城県で行われてから全国各地に広がり、和歌山県でも2014年に初めて開かれ、ことしで6回目です。

初日のきょうは、和歌山城・砂の丸広場で正午から開会式が行われ、がんを経験した「サバイバー」が会場を一周したあと、子どもたちのカウントダウンで一斉にランナーがスタートしました。

砂の丸広場には周回コースが設けられ、走る「ランナー」は外側のコースで、横断幕やのぼりを掲げながら行進する人は内側のコースで、それぞれあす午後1時までのおよそ24時間たすきをつなぎます。

特設ステージでは楽器の演奏などが披露されるほか、会場には、医療相談を受け付けるブースや食べ物を販売するブース、がんの体験を語り合うブースなどおよそ40のブースが出展しています。また夜には、メッセージを綴った紙袋にキャンドルを入れがんで亡くなった人を偲ぶルミナリエも行われます。入場は無料です。

大相撲夏場所千秋楽、海龍ら勝ち越し

大相撲夏場所千秋楽(せんしゅうらく)のきょう(26日)、紀の川市出身の三段目、千代雷山(ちよらいざん)は勝って、3勝4敗としました。今場所は負け越しです。

このほかの県内出身力士は、きのう(25日)までに全ての取組を終えています。

海南市出身の幕下、海龍(かいりゅう)と和歌山市出身の三段目、久之虎(ひさのとら)は、ともに4勝3敗の勝ち越しでした。序二段では、
御坊市出身の栃乃島(とちのしま)は、3勝4敗で負け越し、和歌山市出身の琴前田(ことまえだ)は5勝2敗で勝ち越しました。

次の本場所となる名古屋場所は、来月(6月)24日に番付が発表され、7月7日にドルフィンズアリーナで初日を迎えます。

かつらぎ町で別荘火災、2棟全焼など、ケガ人なし

きのう(25日)午後、かつらぎ町で発生した別荘火災は、きょう(26日)昼すぎにようやく鎮圧されました。ケガ人などはありませんでした。

きのう午後2時半ごろ、かつらぎ町新城(しんじょう)の別荘地で火災が発生し、木造2階建てと木造平屋の別荘、あわせて2棟およそ120平方メートルを全焼したほか、別の木造2階建ての別荘の玄関や側壁、また、近くの山林が焼けました。

かつらぎ警察署の調べによりますと、焼けた別荘とは別の別荘を所有する70歳代の男性が、別荘地の空き地で、草などを燃やしていたところ、飛び火し、別荘や山林に燃え広がったとみられています。

出火当時、焼けた別荘はすべて無人で、この火事によるケガ人などはありませんでした。警察がさらに詳しく調べています。

和歌山県北部では、今月(5月)22日朝から乾燥注意報が発表されたままになっていました。

5月猛暑、26日の和歌山は内陸部で暑く

真夏の暑さが続く日本列島3日目のきょう(26日)、和歌山県内は、内陸部で30度を超え、真夏日となったものの、海岸部では、夏日にとどまりました。

アメダスの観測で、この日の最高気温は、古座川町西川で30・4度を観測、3日連続の真夏日となったほか、有田川町清水で30・3度、田辺市龍神で30・1度といずれも2日連続で真夏日となりました。また、かつらぎ町かつらぎで29・9度、田辺市栗栖川で29・7度、高野町高野山27・7度など、内陸部で気温が高くなりました。

これに対し、和歌山市では26・7度、潮岬25・3度、南紀白浜25・2度など海岸部では夏日にはなりましたが、内陸部に比べると厳しい暑さにはなりませんでした。さらに、友ヶ島は24・7度で、県内アメダス全観測点夏日以上は、きのうまでの2日間で途切れました。

暑さは、あす(27日)も続く見込みで、気象台などでは、熱中症対策など体調管理注意するよう呼びかけています。


水族館生まれ・育ちのウミガメを串本の海へ、追跡実施

串本町の串本海中公園センターは、きょう(26日) 、水族館生まれのアカウミガメのメス1匹に、人工衛星追跡システムの発信器をつけて、近くの海に放流しました。

センターによりますと、野生のアカウミガメに発信器をつけて、追跡調査した例はありますが、水族館で生まれ育った生態の放流調査は、全国で初めてとなります。

放流されたのは、1995年に、センターの水族館で生まれた「つばき」で、甲羅の長さが82センチ、重さは105キロあります。水族館での産卵経験があり、産卵期を迎えて、水族館外でも産卵するのかなどの調査を行います。

センターでは、去年(2018年)11月、水族館で生まれた子ガメ2匹に、発信器をつけて放流し、このうち1匹は、太平洋を横断するコースを取り、放流後およそ4か月で、およそ6000キロを移動した調査結果を得ています。

吉田徹(よしだ・とおる)副館長37歳は「水族館で生まれ育ったカメと、自然界のカメに違いがあるのか調べたい。どこへ向かうのか、とても興味深い」と話しています。「つばき」のデータは、センターのホームページで公開していくということです。

砂浜に「パンダ」や「令和」の砂像、白浜で砂まつり(写真付)

白浜町の白良浜で、きょう(26日)、砂でつくった像のできばえを競う恒例の「砂まつり大会」が行われ、新元号やパンダをテーマにした作品が砂浜に多く並びました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.
2019砂まつり・優勝作品

2019砂まつり・優勝作品

この日の白良浜では、早朝から25チームおよそ600人が参加して、砂浜に用意された真っ白な砂の山を崩したり、固めたりしながら、作品づくりが行われました。

このうち、大阪・泉佐野市から参加した教員の阪本祐介(さかもと・ゆうすけ)さん32歳のチームは、「パンダ官房長官の『令和』発表」というタイトルで、パンダが新元号を発表する砂の像を制作しました。阪本さんらは、「ササで令和の文字を表現しました。パンダの目がかわいらしくできました」と笑顔で話していました。

優勝は、令和の文字や波、しめ飾りで、新しい時代の船出を祝う砂の作品を造りあげた田辺市から参加した自営業の岡本崇史(おかもと・たかふみ)さん48歳のチームで、「2年連続準優勝の雪辱を果たせました」と喜んでいました。

砂まつりは、白浜観光協会が、白良浜の美しい白砂をPRしようと、北海道の「さっぽろ雪まつり」をヒントに始められ、半世紀にわたって続けられています。

県特殊詐欺被害防止対策協議会開催(写真付)

オレオレ詐欺などの特殊詐欺被害を未然に防止しようと、警察や金融機関、コンビニエンスストアー事業者などが集まり対応策などを協議する会がきょう(27日)和歌山市内で開かれました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

きょうの協議会のもよう(5月27日・和歌山市西汀丁)

これは、県警や県が主催して開いたもので今回で6回目です。きょう(27日)午後和歌山市の県書道会館で開かれた協議会には県警の檜垣重臣本部長のほか、特殊詐欺被害の捜査を担当する警察官や金融機関、コンビニエンスストアー事業者の代表、それに、郵便や宅配事業者など30人余りが参加して開かれました。

協議会では、特殊詐欺事件の現状や検挙の事例などが紹介された後、カードを購入して支払う特殊詐欺のケースに利用されることが多いコンビニエンスストアーの関係者が被害防止に取り組んでいる事例などを紹介しました。

県警によりますと今年に入ってからの特殊詐欺の件数は10件で、子どもや親族を騙るオレオレ詐欺が5件、使用料の請求などを騙る架空請求が5件となっていて、昨年の同じ時期より合計の件数と被害額は減少しています。しかし、警察の捜査を装ったり、架空の行政機関を装うなど手口を変えて詐欺の電話が県内でも多数かかっています。また被害に遭ったことを警察に届け出ていないケースもあるとみられるなど、特殊詐欺を取りまく状況は根深いと警察ではみています。

こうしたことを踏まえ県警では、街頭啓発や高齢者が集まる会合などで、特殊詐欺被害に遭わないよう注意を呼びかけているほか、県内で特殊詐欺を匂わせる電話が架かっている際には、ラジオなどを使って市民に注意喚起をしています。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

あいさつする檜垣県警本部長

県警の檜垣重臣(ひがき・しげとみ)本部長は「県警では『だまされたフリ作戦』を展開しているほか、県内の事業者の協力で『全件110番通報』などの水際対策も強化しているが、今後も出席者が一体となった協力体制が重要だ」と呼びかけました。

 

 

きいちゃん・きしゅう君と学ぶ交通安全教室(動画付)

海南市且来(あっそ)の自動車教習所「ドライビングスクールかいなん」で、きょう(27日)交通安全教室が開かれ、地元の保育園児らが和歌山県のマスコット「きいちゃん」や和歌山県警察本部のキャラクター「きしゅう君」と一緒に交通ルールを学びました。

これは、地域の交通安全教育センターの役割を担う「ドライビングスクールかいなん」が毎年行っているもので、きょうは海南市のくるみ保育園・年長組の26人が、ドライビングスクールかいなんの教習コースで、海南警察署交通課の警察官やスクールの指導員から横断歩道を安全に渡る方法を学びました。

園児たちは、きいちゃん・きしゅう君と一緒に左右をよく見て車やバイクが来ないことを確認したあと、手を上げて横断歩道を渡りました。

また実際に教習用バイクを使った実演も行われ、横断歩道の手前で急ブレーキをかけても間に合わない様子に、驚いて黙り込んでしまう園児もいました。

海南警察署・交通課の山田紘嗣(やまだ・ひろし)巡査部長は「歩行者は自分の命を自分で守ることが大切です。運転者も自分の運転技術を過信せず、無理な運転はしないで欲しい」と話しています。

なお、きょうは交通安全教室に先立って、園児らが高台に避難する防災訓練も行われました。

「わかやま何でも帳」改訂版発行・仁坂知事所蔵の蝶の標本も(動画付)

和歌山県の歴史や文化、自然環境に関心を持ってもらおうと県教育委員会が発行している副読本「わかやま何でも帳」の改訂版が発行され、県内すべての小・中・高校・特別支援学校で配布されています。

2010年の発行後、2016年、ことし(2019年)と2度の改訂が行われました。今回の改定では、和歌山県に関する統計データやグラフが最新の物に更新されたのをはじめ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の追加登録分、4件の日本遺産、世界かんがい施設遺産に登録された「小田井(おだい)用水路」、和歌山の地名にちなんだ昆虫6種、それに、和歌山ゆかりの天然記念物「紀州犬(きしゅういぬ)」が追加で記載されています。

このなかで蝶の「ナンキウラナミアカシジミ」の写真は、蝶の研究が趣味の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が採取した、紀南地方に生息する「紀南亜種(きなんあしゅ)」の標本が使われています。

仁坂知事は「宮下和己(みやした・かつみ)前教育長の勧めで採用された。蝶の専門家としては、状態の良い標本の写真が用いられて嬉しい」と話しています。

「わかやま何でも帳」は1冊税別800円で、県内の有名書店や和歌山放送でも販売されています。

Viewing all 10792 articles
Browse latest View live